向町紙工では、SDGs の目標達成へ貢献できるよう取り組んでおります。
SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)とは、2015年9月の「国連持続可能な開発サミット」にて採択された、2030年までに世界規模で達成すべき環境・社会・経済における17の目標と169のターゲットのことです。
以下は事業を通じた取り組み例です。
■工場内はエアコン設備を導入しておりません。
ですので夏は大変暑いのですが、工場の屋根を遮熱効果のあるものに張り替えたり、ミストシャワーを設置する等、電力に頼らない暑さ対策をしています。
■毎日帰り際に機械のブレーカーを落として、不要な電力を使わないよう心がけております。
■照明は使っている機械の場所のみ点灯するようにしています。
使っていない機械の場所の照明はスイッチオフを心掛けています。
■製品の抜き作業では、不要部分の紙や段ボールが毎日たくさん廃棄されます。
向町紙工では紙及び段ボールの適正な回収・リサイクルを行っています。
■エシカル素材で有名な「バナナペーパー」を取り扱っております。
バナナペーパーは、今までは廃棄されるだけだったオーガニックバナナの茎から取った「バナナ繊維」を原料として使用し、古紙または森林認証パルプを加えて作られた「フェアトレード」の紙です。
環境負荷を減らすだけでなく、繊維を取り出す工程で雇用を生むなど、現地の貧困対策にも繋がっています。
向町紙工ではバナナペーパーをほぼ原価で提供しています。
■上記の他にもエコな材質で製品が作れるよう、環境に優しい素材の取り扱いを増やしています。
現在、間伐材を利用した「エコ間伐材N」とサトウキビの搾りかすを利用した「TKバガスF」がございます。
これらの紙を沢山の人に利用していただけるよう紙サンプルを無料で提供したり、箱サンプルを格安で提供したりしています。
■カラー段ボールはFSC認証紙を使っています。
■プラスチック製のクリアファイルから紙製のファイルへ積極的に切り替えを行っています。
■向町紙工では、100%再生紙のチップボール(両面グレーの紙)の様々な厚さを取り揃えています。
ホームページでチップボールの魅力を伝えることにより、たくさんの方に100%再生紙の紙を使っていただいています。
■製品の作成途中で生じる余りや、サイズ違いで不要となったの製品はアウトレット販売しております。
使用可能な「もったいない」製品は、必要とされる方に安くお届けできる仕組みを作っています。
■向町紙工では、地元大学からのインターンシップ生の受け入れに積極的に協力しています。
若い学生さんたちに職業体験を通じて働くことの大変さを知ってもらい、将来の就職活動に生かす経験のお手伝いをしています。
■向町紙工では、経営革新計画を取得したり補助金を利用したりして新しい製品の製造環境を整えたり、生産効率を上げる努力をしています。
■従業員により良い労働条件で働いてもらえるよう働き方改革を進めています。
長時間労働の是正、有給休暇年間5日以上の取得、給与報酬の引き上げ、女性や高齢者の活躍、外国人の採用、それから子育て中のママが働きやすいよう労働時間を配慮しています。
■向町紙工では毎月ユニセフ協会へ募金をしています。
募金を通じて、世界の貧困・飢餓を無くし、安全な水を誰でも使えるように、そして人や国の不平等がなくなるよう願っております。