向町紙工では、上の写真のような蓋と身の箱(C式箱)を小ロットから激安価格で作成可能です。
上の写真はC式箱を市販のホチキスを使って組み立てた様子です。
「あれ?」と思われた方、するどい!!
実は、普通のホチキスを使って箱を組み立てると、ホチキスが横方向に止まってしまうのです。
写真の箱はタテヨコホッチキスという縦方向に止められるホチキスで止めています。
このように組み立てています。
なぜ縦に止めているかというと、蓋の開け閉めが横止めに比べてやりやすいからです。
普通のホチキスを使って横止めしますと、ホチキスの芯で蓋と身が引っかかってしまいます。
タテヨコホッチキスは、ホームセンターや文具店でも入手できますが
弊社でも1個770円で販売しています。
箱をご注文の際に必要な方はお申し付けください。
しかし、このタテヨコホッチキスにも弱点があります。
それは、紙の厚さが11号(550g/㎡)以上のC式箱では組立ができないということ。
9号の厚さまでなら針金が裏側まで周ってしっかり止められますが、
10号の厚さは少し慎重に止めないとうまく組み立てられません。
分厚い紙で作ったC式箱でも簡単にホチキス止めできる道具はないかと探した結果、
見つけました!19号の分厚い紙の箱でも楽に組み立てられるホチキス!!
マックス社の「バイモ11フラット」です。
こちらのホチキスは、No.11の針を使用します。(普通のはNo.10です)
普通のホチキスでは絶対とめられない19号のC式箱をホチキス止めしてみました。
上の横止めがバイモ11で止めた様子。下の縦止めは弊社の機械(ステッチャー)で止めた様子です。
2枚の紙を合わせるので、厚さは約3ミリにもなります。
が、このバイモ11、ほとんど力を使うことなく楽にとめることができました!!
綴じるときの「カシャーン」という感覚、快適すぎて感動です。
下の写真は箱の内側の様子。
しっかり裏側まで針が周っています。
横止めしかできないので、多少箱の開け閉めはしにくいとは思いますが、
11号以上の紙で作ったC式箱の組み立てには一番楽な方法です。
弊社ではメーカー小売希望価格の1,500円で販売しています。
(11号の芯も1箱入っています)
必要な方は、箱をご注文の際にお申し付けください。
ちなみに、多くの方からいただく質問で、
「銅色のホチキスの芯は売っていますか?」
と尋ねられるのですが、
残念ながら今まで箱に適したホチキスで銅色の芯は見たことがありません。
銅色ホチキス箱にしたい場合は、箱を注文する際に「銅色ステッチで組立あり」とご注文ください。
このように銅色の針でステッチ止めをして組み立てて納品いたします。
その他、ご不明な点がございましたらお気軽にご連絡ください。