プリザーブドフラワーやフラワーアートを送るときの梱包方法を考えてみました。
中の商品にダメージが無く、なるべく綺麗な状態で送れるように、外箱は段ボール素材が良いでしょう。
上の写真は、中身が見えやすいように窓枠を開けてみました。
お持ち帰り用なら窓枠ありもいいと思いますが、インターネット販売のように発送を考えるなら窓枠が無い方が強度があって良いです。
大きく周りに広がっている場合は、商品が箱の内側に触れて形が変わらないように
なるべく大きな箱を準備すると良いでしょう。
この作品のようにツルが底についてしまう場合は、台座を付けて底上げしてあげます。
ただ、この状態だと不安定なので、台座と花瓶を動かないように固定します。
テープを使うと商品を傷つけてしまう可能性があるので、ひもなどでぐるぐると固定するか
下の写真のように梱包用ラップを使って固定してあげるといいです。
箱は、下組箱という形の箱を作成しました。
地獄底ともいわれる箱で、底の形を組み合わせて簡単に箱を組み立てることができます。
重量のある商品の場合ですと底が抜けてしまう可能性がありますので、
重い商品を梱包する場合は、N式箱やキャラメル箱、C式箱、A式の段ボールケースがお勧めです。
商品の重さ、大きさ、形状、数量によって適切な箱がありますので、
詳しくはお問い合わせフォームよりご相談ください。
次に、プリザーブドフラワーが箱に入った後に動かないように固定します。
下の写真のように、台紙を1枚用意すると便利です。
グルーガンか両面テープを使って台座を台紙に固定します。
固定したらゆっくりと箱に入れていきます。
少し斜めしてに入れていくと入りやすいです。
グルーガンや両面テープでは固定できないような素材の場合は
下の写真のように台紙に穴をあけ、底に園芸用の針金を通して固定する方法もあります。
受け皿の形によっていろいろと検討する余地はあると思いますが、
箱の中で上下左右に動かないようにすることが大切です。
使う台紙の色を変えると、商品の雰囲気も変わりますね。
左はPGカラーB9号、右はコートボール9号で作りました。
PGカラーB9号はコートボール9号に比べ紙の価格が高いので、
両面黒を使うなら9号より少し薄い7号という厚さで作るのがお勧めです。
紙の種類はいろいろと取り揃えております。
下のボタンよりご覧ください。
なお、向町紙工では1個から箱をピッタリのサイズで作成することが可能です。
最初の写真のように、箱に窓枠を付けることもできます。
細かくご相談を重ねながら箱を作っていくなら、お問い合わせフォームよりご相談ください。
今回ご紹介した下組箱だけでなく、N式箱やC式箱など様々な形の箱をいろいろな材質で作ることができます。
お客様の商品の詳細、サイズ、数量を教えていただければ適切な箱を設計します。
箱のサイズや材質、数量が決まっている場合は、オンラインショップからのご注文が便利です。
伝票作成の手間を省いている分、通常見積もりより安くご購入いただけます。
N式箱なら1個から50個まで、C式箱なら1個から10個まで、オンラインショップで販売しています。
数量の条件が合わない場合でも購入できますのでご安心ください。
※その場合は、お見積りしますのでお問い合わせフォームよりご連絡ください。
箱づくり初心者の方は、まず紙のサンプルをお取り寄せいただくとイメージが湧きやすくなります。
下のボタンよりお申込ください。
ご不明な点がございましたらお気軽にご連絡ください。
どうぞよろしくお願いいたします。