こんにちは!
向町紙工でお問い合わせやご注文の対応をしております、工藤と申します。
毎日、たくさんのお客様からお問い合わせのメールやお電話をいただく中で
「あ、このお客様はうちの商品がピッタリだな」と思うことや
「このお客様はうちより他社の方が適しているかも」と思うことがあります。
↑この場合は正直に言っちゃいます(笑)
初めて箱を注文したいと思っても、たくさん会社があって、どこの会社にお願いすればいいか迷ってしまいますよね。
とりあえずネットで検索して1ページ目に表示された会社から問い合わせをすると思いますが、
その前にいくつかポイントを押さえておくと、自分に適した会社が見つけやすくなります!
「箱が欲しい!」と言ってもお客様によって事情は十人十色、
まずは自分がどのタイプかを見極めましょう。
<タイプ1>
化粧箱(キャラメル箱、底ワンタッチ箱など)を1万ロット以上で定期的に注文したい。
<タイプ2>
今まで注文していた会社が潰れた(もしくは値上げした)ので、同じ箱を作ってくれる会社を探している。
価格は前と同じくらいで(安い価格)で作ってほしい。
<タイプ3>
ハンドメイド作家や新規事業立ち上げなどで、とりあえず小ロット(100個以下)で箱が欲しい。
初めてでよく分からないし、リピート注文するかもわからない。
<タイプ4>
ギフト用でN式箱や折箱など高級そうな箱が欲しい。
数量は小ロット(100個以下)くらい。
以前は既製品を使ってたけど、オーダーメイドで作ってみたい。
<タイプ5>
オリジナルの箱を500個以上注文することを検討している(出来れば印刷も入れたい)。
リピート注文もある。
一つ一つ見ていきましょう。
※あくまで私個人の見解ですので、ご参考程度にお聞きください。
まずは<タイプ1>
『化粧箱(キャラメル箱、底ワンタッチ箱など)を1万ロット以上で定期的に注文したい。』
という方には、大きな工場や設備を有する会社を中心に探すのがお勧めです。
よく分からない場合は、会社のホームページを開いて、そのトップページに印刷入りの化粧箱
の写真がドーンと表示されていたら、その会社にお問い合わせする方がいいです。
同じ箱の会社でも、その会社により得意不得意があって、大きな最新設備を有する会社、小さく小回りの利く機械を有する会社があり、当社は後者になります。
<タイプ1>の方は、大きな設備を有する会社にいくつか見積もりを取るのが良いでしょう。
次に<タイプ2>
『今まで注文していた会社が潰れたので、同じ箱を作ってくれる会社を探している。』
という方は、なるべくお近くの地域内で対応可能な会社を見つけるのがお勧めです。
<タイプ2>の事情を聴くと、近所の箱屋から組み立てた状態(もしくは簡単に組み立てられる状態)で箱をトラックで納品してもらっていたという方が多いのですが、トラックで納品していた分量を、段ボールケースに詰めて宅急便で送ると、送料だけで箱代を上回る可能性があります。
小ロットで容量もそんなに大きくない場合は、遠方の安く作ってくれる会社でも問題ないですが、容量が大きい場合は、近隣の地域から探すのが良いでしょう。
近隣にどうしても箱屋さんがない場合は、箱の形態や価格を見直したり、場合によっては代替案を考えることが必要です。
特に、頼んでいた箱の会社が潰れてしまった場合、そこはかなり安い価格で提供してくれていたと思いますので、別の会社で同じ箱を探そうとしても価格が見合わないことがほとんどです。
オーダーメイドで作るより既製品を探した方が、希望の箱に巡り合えるかもしれません。
次に<タイプ3>
『ハンドメイド作家や新規事業立ち上げなどで、とりあえず小ロット(100個以下)で箱が欲しい』
という方は、「小ロット」というキーワードで検索して探すのがお勧めです。
<タイプ3>は<タイプ1>とは真逆で、大きい設備を有する会社より、小回りの利く小さい会社を選んだ方が、結果的に安く良い箱を作ることができると思います。
弊社は小ロット専門なので箱を1個からオーダーメイドで作成可能ですが、中には「小ロット」といえども最低ロット100個からだったり、500個からだったりすることもありますので、何個から注文可能かを確認することが必要です。
向町紙工の小ロット箱生産について詳しくはこちら⇒
価格ですが、オーダーメイドで箱を作る場合は既製品の箱よりも価格は高くなります。
弊社の場合、50個で大体150円位、100個で100円位です(サイズ・材質により価格は変わります)。
既製品でどうしてもピッタリの箱が見つからない場合は、オーダーメイドでなるべく安く作れるところを探すのが良いですが、既製品のサイズでも問題ない場合は、既製品の商品を買い続ける方が安いと思います。
また、お客様の中には、既製品の箱を買って中の仕切りだけオーダーメイドで作る、という方もいらっしゃいます。
最初は既製品で対応して、生産数が増えていく見通しが立ったら、オーダーメイドに切り替えるという方法もアリだと思います。
次に<タイプ4>
『ギフト用でN式箱や折箱など高級そうな箱が欲しい』
という方は、だいたい下の3タイプに分かれます。
①貼箱や折箱など高級ギフト箱をオリジナルで50~100個注文したい
②貼箱や折箱など高級ギフト箱をオリジナルで定期的に1000個以上注文したい
③ギフト箱を検討しているが、小ロットでなるべく安くできるよう工夫したい
まず、『①貼箱や折箱などギフト箱に適したオリジナル箱を50~100個欲しい』という方には
残念ながら、既製品で近いサイズを取り扱っている会社を探すことをお勧めしています。
本当に50個~100個で希望の箱をオーダーメイドする場合、1個1000円以上することを覚悟しなくてはいけません。(サイズや材質によってはもっともっと高いです)
1個1000円以上する箱に入れても利益が出る商品を取り扱っている場合は、小ロット対応可能な貼箱屋さんかギフトボックスさんを探すのが、一番良いでしょう。
『②貼箱や折箱などギフト箱に適したオリジナル箱を定期的に1000個以上注文したい』という方は
その会社のホームページに、イメージに近い箱が掲載されている会社を探すのがお勧めです。
材質や形状の組み合わせで沢山の選択肢があるので、お問い合わせの際は、イメージ写真を送ってあげると、担当者との話が進みやすくなると思います。
そして『③ギフト箱を検討しているが、小ロットでなるべく安く工夫したい』という方は、弊社がピッタリです!(笑)
例えば、紙の材質を厚くして重厚感を出したり、高級感のある材質の紙を使ってオリジナル箱を作ったりすることができます。
また、オリジナル印刷を入れれば、よりクオリティの高い箱を作ることができるでしょう。
詳しくは「格安で作るオーダーメイド・オリジナル箱」のページをご覧ください⇒
最後に<タイプ5>
『オリジナルの箱を500個以上注文することを検討している』
という方は、「箱 オーダーメイド」などの検索ワードを使って、欲しい箱のイメージに近い箱を取り扱っている会社を探すのが良いでしょう。
会社によって、取り扱っている紙の種類が違いますので、サンプルを取り寄せて吟味するのがお勧めです。
すでに材質が決まっている場合は、その材質を在庫している会社に問い合わせると一番安い価格が出てくると思います。(在庫していない紙は取り寄せになって、他の紙に比べて割高になります)
一番安い会社を探すなら、なるべく多くの会社からお見積もりを取って一番安い会社にお願いする、という方法が良いと思いますが、いくつかの会社から選ぶなら「対応力」も見極める必要があると思います。
例えば、急ぎの注文に対応してもらえるか、デザインはしてもらえるか、会って打合せすることは可能か(営業マンが来てくれるか)、サンプルは出してもらえるか、何回質問してもちゃんと返答してくれるか等です。
箱を一定数以上注文する場合、通常「抜型」を作って箱を作成するのですが、抜型は初回に必要な経費なので(会社によっては毎回かかるかもしれませんが)、同じ箱を注文するなら前回頼んだ会社に注文したほうが断然安くなります。
今後も長く同じ箱屋さんと付き合っていくためには、なるべく自分に合う箱屋さんを見つけることが大切になってくると思います。
いかがですか、自分のタイプは見つかりましたでしょうか?
自分はどのタイプにも当てはまらないよ!という方は、ぜひ向町紙工へお問い合わせください。
弊社では、箱について全く素人の方、こんな箱作れる?とダメもとで問い合わせてきた方、すぐに箱が必要なんだけど引き受けてくれる会社がないと困り果てて電話してきた方、1個だけなんだけど作れます?と問い合わせてくれた方など、毎日様々なご相談をいただく中で、どのお客様にどの箱を勧めたらよいかというノウハウがございます。
まずはざっくり価格が知りたいという方は、自動見積システムをご利用ください。
エクセルをダウンロードすると、何パターンものお見積もりができますので大変便利です。
お申込は下のボタンをクリックしてください↓
紙のサンプルは、無料で取り寄せ可能です。
お申込はこちら↓
お見積依頼、商品に関するご質問、箱に関するご相談は、
お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。